ビル・エヴァンスについて
ビル・エヴァンス(1929-1980)はアメリカ・ニュージャージー州生まれで1950年代から70年代にかけて活躍したピアニスト。ジャズの歴史上きわめて重要なプレイヤーとして知られています。
モダン・ジャズを代表するピアニストとして知られ、印象主義的な和音、スタンダード楽曲を題材とした創意に富んだアレンジと優美なピアノ・タッチで魅了してくれます。
今回はビル・エヴァンス超入門として最初に聞いておきたい5枚(トリオ3枚、デュオ、ソロを1枚ずつ)を選んでみました。
1.『ポートレイト・イン・ジャズ』(Portrait in Jazz)
1959年に結成したポール・モチアン(ドラム)、スコット・ラファロ(ベース)とのピアノ・トリオによる名盤の中の名盤。ビル・エヴァンスの代名詞「インタープレイ」で新境地を開拓したアルバム。
「降っても晴れても – Come Rain Or Come Shine」、「枯葉 – Autumn Leaves」、「いつか王子様が – Some Day My Prince Will Come」などのスタンダード・ナンバーが収録されています。
2.『ワルツ・フォー・デビイ』(Waltz for Debby)
『ポートレイト・イン・ジャズ』と双璧の人気を誇る超名盤アルバム。1961年6月25日にニューヨークのジャズクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードで行われたライブ演奏をレコーディング。
限りなく甘く、限りなく美しい「マイ・フーリッシュ・ハート」と「ワルツ・フォー・デビイ」は多くの人を魅了し続ける名演奏です。必聴です。
3.『モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス』(Bill Evans at the Montreux Jazz Festival)
「お城のエヴァンス」の愛称で親しまれているスイスで開催された第2回モントルー・ジャズ・フェスティヴァルの実況録音アルバム。
普段とは異なる環境がビル・エヴァンスの演奏にも刺激を与えた作品だと思います。
4.『アンダーカレント』(Undercurrent)
ギタリスト、ジム・ホールとのデュオ作品。
モダン・ジャズにおいてデュオというスタイルでのアルバム制作を定着させたのがビル・エヴァンスとジム・ホールでした。
ピアノとギターだけでここまで幅広く表現できるものなのかと、ジャズ初心者の素人でもわかるほどの演奏。
5.『アローン』(Alone)
最後はソロ・アルバムをご紹介します。
数々の名盤を生み出したピアノ・トリオ、ギタリストのジム・ホールとの斬新なデュオなど新しい可能性を開拓したビル・エヴァンスのソロ・ピアノ。
このアルバムで1971年グラミー賞・最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞しています。
14分を超える「ネバー・レット・ミー・ゴー」は圧巻の演奏!
最後に
今回紹介できなかったビル・エヴァンスの名盤アルバムはたくさんありますので、本記事おすすめのアルバムをきっかけにビル・エヴァンスに興味を持っていただけたら、他のアルバムもぜひ聴いてみてください。
あなたにとっての最高の1枚が見つかりますように!




